3月15日土曜日、南原峡の奥のほうにある『可部冠山』に登ってきました。

我が家から1時間程度で到着し、標高はあまり高くはないですが自然がいっぱいで眺望も良い山で、お気に入りの山です。

8時ごろ家を出発。

キャンプ場入り口のトイレのある駐車スペースに車を停め準備完了、出発でございます♪

キャンプ場ではなんと男性がひとりでテントを片付けていました・・・この時期にここでキャンプしている方をみるのは初めてで正直、驚きました!

2、3日前に降ったと思われる雪が積もり、とっても寂しい所ですのに・・・おもわずあいさつしちゃいました。

山の空気はやっぱり気持ちいいい♪がしかし駐車場から登山口までアスファルトの登り坂、記憶以上に続いていきます。

登山口にやっとのことで到着。30分はあるきつづけていたようで、もうくたびれました。登山靴で舗装したところをあるくのはしんどいのです。

こんなところから山に入って行きます。
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綺麗に手入れされた杉が立ち並びます。

昔から石州街道の峠越え(島根県浜田市への道)として利用された道。
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旅人が背中に荷物をくくって、この道をあるいていったのかな、なんて思いながら歩きます。

以前くずれかけていて心配だった所も補修されていました。
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崩れかければ、安全な所を探してみんなが歩いてあたらしいルートが出来て行きます。

昨年トレラン(トレールランニング=登山ルートを走るスポーツ)のイベントか何かが行われたらしく、この橋もこれでも歩きやすく直されてます。
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里山は、こういうの見落とすと迷います・・・
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このしるべ石の上は昔、峠の茶屋があったところで旅人たちが団子を食べながら足を休めたのかな。
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カメラの練習。右端に青いヤツ写り込んでます。
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『ナントかの石舞台・・・』なんてものではありません。小さなケルン(道しるべなどに使われるらしい)
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12時前、山頂到着!最後の急坂を登りきると眺望が広がります。
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特に何もないけど、やっぱり気持ちいいです。
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この反対側は島根県との県境、千代田方面。『瑞穂ハイランド』などのスキー場が見えました。

うどん逃走中( ´∀`)
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お昼は肉うどんと巻きずしといなりずし。山で食後に飲むホットコーヒーは最高です!インスタントコーヒーでもね♪

山頂にはおじさんが一人。降り際にお話しします。

山で会う人とは必ず挨拶をかわし、年齢性別関係なくおしゃべりできます。バイクに似てますね。

写真を撮ったり、のんびり休んだ後13時ごろ下山し始めることにします。

今回カメラ用に買ったウエストバックを前につけて、ザックと合わせて使ってみました。
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『ロックフィル』という工法で作られた『南原ダム』
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『ここはね、人足がひとつひとつ石を積み上げて作ったんだよ』と教えてやったけど、中まで石が詰まってるわけじゃないらしい。

落ちたら死にます。
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山で遭難しかけても、沢伝いに歩いちゃだめです。砂防ダムや滝に阻まれ最悪、滑落しちゃいます。
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ちょっとライフルを構えた狩人が写り込んでますが、こんな心もとない木にくくられたトラロープにつかまり足場の悪い所をくだります。山では人はちっぽけで、どこまでも自己責任というやつです。
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そして、この岩場を下りきったあと軽く迷いました・・・(汗)

このルートは3回目ですのに石垣沿いに歩いて行くと少し谷っぽくなってる所が崩落していて、ルートを見失いました。
結局、その石垣沿いに進むの自体が間違ってたのですが足跡があったりしたので山頂でお話しした方のかと思ってしまい・・・(汗)

まぁいろいろあり自分たちがいる地点から150mくらいで駐車場だってことが分かり無事下山できたわけですが、自分の未熟さと自然の恐さなどなど、思い知る事になったのでした。反省。

私達の踏み跡で、ほかの人がさまよわない事を祈りますm(_ _)m